森づくり(ふれあいの森)活動について

 当会では、平成11年より黒姫山麓の国有林の中で、カラマツ林の伐採跡地に地域に生育している広葉樹を植栽する活動(戸隠ふれあいの森)を通して豊かな森づくりを実践しています。

ふれあいの森とは

 平成11年(1999年)から国有林野事業の一つとして、ボランティア団体などと森林管理署長などが協定を結び、森林づくり活動や森林と親しむ活動などのフィールドとして国有林を使って、植栽 、下草刈り、つる切りなどの森林作業のほか、これらと一体となって行う森林浴や自然観察会などの森林とのふれあい活動を行うために提供される国有林です。

ふれあいの森主旨

制度の概要

 本制度の目的は、「森林ボランティア等による国有林野の積極的な整備・利用を推進すること」です。ふれあいの森における森林づくりの進め方は、最初に森林管理署によって国有林の一部が「ふれあいの森」として設定され、そこで活動を行う団体を公募して決定します。
 活動主体として選ばれた団体は、森林管理署長と活動計画などについて協定を締結し、その後、団体による森林づくり活動が実施されますが活動費用については団体の負担となり、ふれあいの森内の林産物の利用権は団体には認められていません。

ふれあいの森内容

戸隠ふれあいの森

「地域や一般社会に対して自然環境の保全、社会教育に関する事業を行い、環境保全の増進に寄与する」ことを目的に植樹活動を行っています。
 黒姫山麓の国有林のうちカラマツの伐採跡地で笹に覆われ未立木地となっていた1.94haについて協定を結び、「戸隠ふれあいの森」として広葉樹の苗を植え豊かな森をつくる活動を続けています。毎年行う植樹祭にはボーイスカウトの団体などにも参加してもらい、活動の意義を次世代に繋げる取り組みを行っています。

ふれあいの森主旨